野薔薇(ノイバラ)の花言葉と由来とは!

野薔薇(ノイバラ)は、その美しい花と香り、そして強い生命力で知られています。

今回は、ノイバラの魅力を深掘りし、花言葉と由来について紹介します。

野薔薇(ノイバラ)とは

ノイバラは、バラ科バラ属の植物で、その名前はドイツ語の「Neue Bar」(新しいバラ)から来ています。

野薔薇(ノイバラ)の花言葉

ノイバラの花言葉は、「純朴な愛」「素朴な愛らしさ」です。この由来は野でも、かわいらしく美しい花をつけることからきています。

また、他にも「才能」「詩」という花言葉も持っています。これは詩人のゲーテなど文学によく使われていることが由来となっています。

さらにノイバラの実にも「無意識の美」という花言葉があります。

ノイバラは、その強い生命力と耐寒性で知られています。

野薔薇(ノイバラ)の特徴

また、花の色は品種によりさまざまで、色も白から黄色、ピンク、赤と多彩。花の形は一重咲きです。また、ノイバラは香りが強い品種が多く、その香りはバラの中でも特に評価されています。

ノイバラの花は、5月から6月にかけて一斉に咲き、その後も秋まで散発的に咲き続けます。

赤い実をつけるのも特徴で一度は見たことが有るのではないでしょうか。

野薔薇(ノイバラ)の別名

ノイバラの別名は『野薔薇バラ(のばら)』または『野茨(のいばら)』です。

ノイバラと言ったり、ノバラと言ったりややこしいかもしれませんが、どちらも同じものを指しています。

野薔薇とノイバラの違い

野薔薇とノイバラは、同じ植物なのかよく分からないと混同されることがあります。ノイバラの別名に『野薔薇、野バラ』があるからです。

これはもともとは同じものというのが本当のところ。

とげのあるバラのことを元々「茨(いばら)」と呼んでおり、野生であったことから「野」がついてノイバラになったのです。

つまりは、野薔薇(野生のバラ)、ノイバラ(野生のバラ)という意味で同じものを指すのです。

ただし、現在はノイバラが野生でなく人の手で育てられていることも多く、野生で育っている薔薇のことを『野薔薇、野バラ』と呼ぶことがあるのでややこしくなっていますが、基本的には『ノイバラ』のことを『野バラ、野薔薇』と呼ぶことがほとんどです。

野薔薇(ノイバラ)の育て方のポイント

ノイバラは強い生命力を持っており、薔薇とは違って初心者でも比較的簡単に育てることが出来ることも人気の一つです。

美しく育てるためには以下のポイントを押さえておくと良いでしょう。

  1. 日当たりの良い場所を選ぶ: ノイバラは日光を好むため、日当たりの良い場所を選びましょう。
  2. 適度な水やり: 土が乾いたらたっぷりと水をやり、湿度を保つことが大切です。
  3. 害虫対策: アブラムシやカイガラムシなどの害虫がつきやすいので、定期的にチェックしましょう。

ノイバラの実って何かに使われる?

ノイバラの実は、その美しい色と形状から観賞用として利用されますが、食用や薬用にも利用されます。

とくに別名は誰もが聞いたことがあるはず『ローズヒップ』と言います。

ローズヒップティーになる

日本に自生しているノイバラの実からはローズヒップティーは作られません。

皆さんが目にしたことのあるローズヒップティーはヨーロッパや西アジア原産の種類のノイバラである、カニナバラという品種の実です。

これはビタミンCが大量に含まれており、人気のハーブティーの1種です。

日本のノイバラの実は使われる?

日本に自生するノイバラの実は『営実(えいじつ)』と呼ばれる生薬として利用されてきた歴史があります。

効果は利尿、下剤ですが、効能がそれなりに高いので、野生の実を知識もなく利用するのはやめておきましょう。

まとめ

  1. ノイバラの花言葉は、「純朴な愛」「素朴な愛らしさ」で、野に咲く美しさを表しています。
  2. ノイバラの別名は『野バラ、野薔薇』、『野茨』
  3. 野薔薇とノイバラは同じ品種。でも野生のバラのことを野薔薇と呼ぶことも時々ある。
  4. ノイバラは薔薇と違って、比較的育てやすい。
  5. ノイバラの実は品種によってはハーブティーとして使われる。日本のノイバラは薬として使われていた。

野薔薇(ノイバラ)について詳しく見ていきました。

野に咲く美しさから花言葉は、相手に贈ってもネガティブな意味がないので素敵な贈り物になります。