シャガ(著莪)花言葉スペシャル!意味とその由来を詳しく解説

シャガは、その美しい花が多くの人々に親しまれている植物です。

そんなシャガの花言葉やその由来、意味について詳しく探ることで、この花への理解を深めることができます。

シャガの花言葉

シャガの花言葉は3つあり、それぞれの花言葉に意味や由来があります。

シャガの花言葉① 反抗

シャガの花言葉のつ目は「反抗」です。

反抗の意味は、いまさらですが『さからうこと、従わないこと』です。

シャガの花言葉に「反抗」がつけられた由来は2つ。

  • 葉っぱの形が剣の形をしており、戦うような意味が込められている。
  • 太陽の光を避けて、日陰で花を咲かせるチカラ強い様子から、隠れながらもやってやるという意味をもっているようにとらえた。

シャガの花言葉② 友人が多い

シャガの花言葉の2つ目は「友人が多い」です。

「友人が多い」という花言葉がつけられた由来は、

  • シャガはたねや実をつけずに、根茎を地面に伸ばすようにして群れを作って花を咲かせることから。

シャガの花言葉③ 私を認めて

シャガの3つ目の花言葉は「私を認めて」です。

「私を認めて」という花言葉がつけられた由来は、

  • シャガが日陰でも、きれいな花を咲かせる様子から。

日陰という見られにくい場所でも花を咲かせているのは、私を見て欲しいと頑張っているように感じられたのではないでしょうか。

シャガの花言葉に怖いものがある?

シャガの花言葉には怖い意味のものがある、なんてウワサされることがあります。

これは花言葉「反抗」があるためではないでしょうか。

葉っぱが剣のように細長い形をしていることからも、言うことを聞かずに、戦うように反乱などが連想されたのかもしれません。

とは言っても、何か怖いエピソードがあるわけではなく、あくまで「反抗」という花言葉があるだけで特別怖いわけではありません。

シャガってどんな花?

ここからはシャガがどんな花なのか詳しく見ていきましょう。新たな発見があるかもしれません。

シャガの基本情報

  • アヤメ科
  • 多年草
  • 原産:中国
  • 開花時期:4~5月
  • 花の大きさ:5cm程
  • 暑さに強い
  • 寒さに対しては普通
  • 花までの高さ30~50cmくらい
  • 誕生花:4月27日

シャガの花は?

シャガの花は、紫や白、ピンクなどの色彩豊かな花びらを持ち、その中心部には斑点が散らばっているのが特徴です。

そして、花は朝から夕方まで1回しか咲きません。

でも、たくさんの花を次々とつけるので1日しか咲かないというのは気付かれにくい花でもあります。

シャガの別名

シャガは、別名「胡蝶花(こちょうか)」と呼ばれています。蝶のようなキレイな花を咲かせることからこの名前になったようです。

学名は「Iris japonica(日本のアイリス)」です。

また、薬としても使われていた歴史があり、生薬名として「白花斜干(しろばしゃかん)」とも呼ばれていました。

シャガは薬効がある!?

根茎が扁桃腺炎に効果がある生薬として使われていた歴史があります。

ただし・・・嘔吐や下痢を引き起こす毒性もあるので、勝手に使うのはやめておきましょう。

シャガという名前の由来

シャガという名前になった由来は、

もともとは「ヒオウギ」のことを『射干(しゃかん)』と呼んでいました。

この「ヒオウギ」とは「シャガ」と同じくアヤメ科の植物で、葉の形も花の模様もよく似ていています。

そのため、「シャガ」のことを間違えて『射干』という漢字が当てられて、いずれ「シャガ」という名前で呼ばれるようになったというのが由来と考えられています。

シャガは植えてはいけない?

シャガは種を作らずに、根茎を伸ばして繁殖していくため、比較的繁殖力が強い植物です。

そのため、庭に植えてはいけない植物の1つだと紹介されることもあります。

植えてはいけないと言われるのは、縁起が悪いとかではなく、増えすぎて困ることがあるからです。

とはいえ、きちんと手入れをすれば、制御不能なんてことになるほどではありません。

綺麗な花を咲かせるのでマメに手入れができるなら管理することはできるでしょう。

もしくは、庭に地植えせずにプランターなどを利用してみてはどうでしょうか。

シャガの種類

シャガにはいくつか種類が存在します。それぞれが異なる特徴や美しさを持っています。

ヒメシャガ姫著莪

ヒメシャガは、シャガよりも草丈が低く、小さい花をつけます。

花言葉は「シャガ」と同じで「私を認めて」「反抗」「友人が多い」

現在では野生種のヒメシャガは絶滅寸前の『準絶滅危惧種』に指定されています。

スジシャガ

スジシャガは、葉っぱに白い筋のような斑が入っていることからこの名がつきました。

こちらもシャガとヒメシャガと同じ花言葉です。

シャガを贈る意味とタイミング

シャガは、その美しさと花言葉「反抗」「友人が多い」「私を認めて」から、特定の場面やタイミングでのギフトとして推奨されます。

シャガを贈る意味

「反抗」・・・何かに耐えて頑張っている姿を応援。

「友人が多い」・・・いっぱい友人ができますよう、よい出会いがあるようにと願う。

「私を認めて」・・・あなたの頑張りを見ているよ、認めているよという想い。

シャガを贈るタイミング

シャガの花は、春に見頃を迎えるので、このタイミングが最適。

このタイミングといえば、新たな環境に変わる相手に贈るのに最適でしょう。

  • 転勤
  • 退職
  • 入学
  • 卒業。

などなど。

アヤメ科のその他の花について

アヤメ科には、多様な種類と魅力を持つ花々が属しています。

これらの花は、独特の外見や香り、そして背後に隠された花言葉が多くの人々の心を掴んでいます。

アヤメ

アヤメはアヤメ科の中でも特に知名度が高く、春に咲く華やかな花として親しまれています。

花言葉は「良い便り」「希望」があります。

イキシア

イイシアは、鮮やかな色合いの花を持つ多年草で、針金のように細い茎に花がびっしりと咲きます。

花言葉は「誇り高い」「団結」があります。

グラジオラス

グラジオラスは、夏の花壇には必ず選ばれるほどで、春に植える球根といえば。という代表格。

花言葉は「密会」や「用心深い」。

クロッカス

クロッカスは、秋に球根を植えると、放置気味でも簡単に咲かせることができるので人気です。春の訪れを告げる花として多くの人々に知られています。

花言葉は「切望」や「青春の喜び」です。

サフラン

サフランはクロッカスの中でも特に有名で、スパイスとして認識されています。

その花言葉は「陽気」や「喜び」です。

フリージア

フリージアは、その甘く華やかな香りで知られ、春に10くらいの花を連ねるように花を咲かせます。

花言葉は「親愛の情」や「友情」です。

モントブレチア(クロコスミア)

モントブレチアは、夏に鮮やかなオレンジ色の花を咲かせることで知られています。

花言葉は「素敵な思い出」「芳香」。

イチハツ

イチハツは、アヤメにとてもよく似た花をつけます。

花言葉は「火の用心」や「付き合い上手」。その希少性と花言葉が、この花を特別なものとして位置付けています。

まとめ

  1. シャガの花言葉:「反抗」「私を認めて」「友人が多い」。
  2. 花言葉の由来:日陰に頑張って咲く姿と根茎を伸ばして繁殖する様子から。
  3. シャガの別名:「胡蝶花」
  4. シャガの名前の由来:「ヒオウギ」につけられていた「射干」と間違えられて呼ばれたことから。
  5. 繁殖力が強い:手入れが苦手な人は地植えしないように。
  6. シャガの贈るタイミング:春の特別な日や新しい始まりを迎える日が最適。

どうでしたか?シャガについて詳しく紹介していきました。

春の訪れに咲かせる綺麗な花は、新たな環境に変わるタイミングなので贈り物としてもピッタリなので、メッセージと一緒に贈ってみてはどうでしょうか。